こんにちは。ゼロ仲介の鈴木です。
ゼロ仲介(運営:株式会社グラウンド)は、2018年12月1日より、建築条件付き土地のご紹介をやめました。
理由をくわしく書きました。
そもそも「建築条件付き土地」とは
まずはこちらです。
「建築条件付き土地」って?そんな場合は、先に弊社メディア、かうまえブログのこちらの記事 ↓ を読んでいただけたら嬉しいです。
(特に最後のあたりにある「デメリット」は必読です)
そうなんです。
不動産仲介の身としては、結構ドキドキする取引になるんですね。
ゼロ仲介が建築条件付き土地の仲介をやめる理由
(1)売主がどんな会社で、どんな担当者かわからない
この不動産業界、きちんとした会社ばかりでもなくて。
そして、きちんとした担当者さんばかりでもなくて。
これまでは建築条件付き土地もご紹介してきたのですが、売主さん・その担当者さんがきちんとされていなくて、その間に入る弊社の負担がものすごいこともしばしばあり…。
売主さんがどんな不動産会社か、どんな方が担当なのか、が事前にわかっていればいいのですが、コンビニの店舗数よりも多い不動産業者、ほとんどの場合が弊社も初めてお取引する会社なんです。
(2)売主によって、仲介会社への要求が様々
建築条件付き土地の売主さんも様々いらっしゃって、それに伴って、お客様を紹介する弊社のような不動産仲介会社への要求もさまざまです。
たとえば、
- 間取り等打ち合わせはすべて仲介会社でお願いします(つまり丸投げです)
- 売主・買主で間取り等の打ち合わせをしますが、仲介会社の出席は必須
- 売主・買主で打ち合わせをするので、仲介会社はノータッチ(何もしなくてもいい)で
など。
弊社で間取り等打ち合わせを丸投げされる売主(上の1つめです)もいらっしゃって…。
数少ない人数で運営しているゼロ仲介(2021.01.現在4人)としては、負担が大きくて。
(3)建築条件付き土地は、webサイトに掲載している販売価格で購入できることがほとんどない
弊社では、おうち探しの第一歩は予算の把握から、と何はなくとも予算のお話をしています。きっちり予算を把握していただくところから、おうち探しをしていただいています。
ただ、建築条件付き土地は、予算が大幅にオーバーすることがほとんど。
そらそうです。
売主は、建物のプラン打ち合わせ時に、予算が上がるような提案をします。
建物が高くなればなるほど、売主の利益になるからです。
となると、当初把握していただいている予算と離れていき…
- 建物代金を高くしたい売主
- 建物代金を抑えたいお客様
の間にいる弊社としては心苦しい立場になるのです。
そもそも建築条件付き土地は、仲介(ご紹介)自体できないことがほとんど
そうなんです。
そもそも、建築条件付き土地は、ご紹介自体ができないことがほとんどなんです。
じゃあどうしたらいいのか。
SUUMOなどに物件情報を掲載している不動産会社に直接お問い合わせするしかありません。
不動産仲介会社を選ぶことができず、決まった不動産会社からしか購入できないんですね。
仲介手数料が必要かどうかは、その不動産会社さんに直接確認していただくしかわかりません。
まとめ
たくさん書きましたが、ひと言で言うと・・・、
「ゼロ仲介では、建築条件付き土地はご紹介するのをやめました」
です。
建売住宅や、建築途中の新築一戸建ては引き続きご紹介していますので、お問い合わせいただけたら嬉しいです!