いつもとは勝手が違う内覧会でした

引き渡し前の内覧会

本日は引き渡し前の新築戸建の内覧会に立ち会いしてきました。
お客さまのお父様が建築関係のお仕事に携わっているため、普段の内覧会の様子とはちょっと勝手が違い、インスペクションのようなカタチに。
榎本側では、スリッパ、軍手、メジャー、懐中電灯を用意させていただきまして、売主側は五脚をセッティングしてくれていました。

既に売主の担当者が事前に補修箇所をチェックした上で、マスキングテープを貼ってくれていました。まずは2階から順番に1階に降りてくるという流れで動作確認など念入りにされていました。
洋室の一カ所にドアの当たりゴムがついていなかったり、ネジが少し絞めすぎている箇所があったりしました。あとは磁石でくっつくタイプの扉が少し閉まりにくくなっている箇所もありましたので、こちらも引き渡し日までに全て補修していただくことになりました。

お客さまから教えてもらう

床下を覗いている時にパイプの立ち上がりが斜めになっているという指摘があり、現場監督と何やら相談していました。「補修パテで直す」ということになったのですが、パイプなどの貫通部の埋め戻し材として、使われるもののようです。
「臭いが上がらないようにするため」ということなので、わたしも一緒に床下に頭を突っ込んで見せていただくことに…
普段から穴埋め下地パテには馴染みがあるのですが、実際に配管の埋め戻しなどはしたことがないので、とても興味深かったです。

自分の方が知っていることなんてごく一部分にすぎないので、お客さまのお父さまという人生の大先輩に教えていただく機会、間近で色々と学ばせていただきました。

この記事を書いた人

榎本佳納子

不動産にある「人生をより良くする力」を感じるのは、業務中だけではありません。

私自身の24回にわたる引越し経験から、人生の転機となるキッカケは、いつも不動産がもたらしてくれるのだと実感しています。

理想・将来・予算をお伺いして、お客さまへ新たな選択肢をご提案できることにワクワクしています。