明日は祖母の物件を売ってきます

いよいよ引き渡し

本日は明日の引き渡しに向けての最終チェックをしていました。
今回はちょっとプライベートな「売買仲介」の仕事です。
祖母の家の売却手続きを任せてもらい、明日がいよいよ引き渡し。
司法書士の先生からの「持ち物リスト」にチェックを入れて(既に2回チェックしています)、一つずつ確認しながらカバンに入れていきます。
司法書士の先生に渡すもの、買主さんに渡すもの、買主仲介さんに渡すものの3種類のフォルダに分けます。
銀行での決済ですが、印刷しなくていいように全てコピーをとって、皆さんに渡せるように準備しました。
一番忘れてはいけない「権利証」と「登記原因証明情報」は既に司法書士の先生にコピーを渡して、捺印箇所や記載情報に不備がないか確認してもらっているので、問題ないはずです。
あとは「忘れずに!!!」私が当日持っていくのみです。

相手の気持ちになることの大切さ

今回は「売り仲介」として仲介業務を務めていますが、売りをするからこそ、買い側の仲介をするときに「全体像を見ながら」仲介ができるのだと再認識しました。
「売り」と「買い」の仲介をして初めて「仲介のワンセット」を体験していると思いますので、今後も「売り仲介」はどんどん引き受けていきたいと思います。

謄本にある祖父の名前を眺めていると、「初めて億単位の借金をして夜も眠れなかったこと」や「トラックいっぱいに木材を積んで神戸まで売りに行ったときの話し」など、小学生の私を相手に色々と話してくれた思い出が蘇ります。
祖母に「明日、決済をしてくるね」と伝えると、少し淋しそうに「よろしく頼みますね」と返事がありました。
買う理由や売る理由は人それぞれ。
仲介として大事な「相手の気持ちになって」というのを再度考える良い機会になったと思います。
売却や購入は人生においても大きな「節目」ですので、明日はしっかり務めてきます。
(早起きしないといけないので、ドキドキします)

この記事を書いた人

榎本佳納子

不動産にある「人生をより良くする力」を感じるのは、業務中だけではありません。

私自身の24回にわたる引越し経験から、人生の転機となるキッカケは、いつも不動産がもたらしてくれるのだと実感しています。

理想・将来・予算をお伺いして、お客さまへ新たな選択肢をご提案できることにワクワクしています。