売主側の仲介さんの配慮が素晴らしい

分かりやすい読み合わせ

本日は板橋区にて売買締結に行ってきました。
今回は売主さん側にも仲介会社が入っている共同仲介というスタイル。
本日まで担当者と何度も電話とメールでのやり取りを繰り返してきました。
重説から人柄は出ていましたが、やはりイメージ通りの几帳面で不動産業者としてプライドをもってお仕事されている業界の大先輩でした。

わたしは職業柄、重説を聞くのが異常に好きなのですが、特に法改正後の「契約不適合責任」についての説明のところがたまらなく好きな箇所のひとつです。
一旦文章を読んだ上で「今までの事例では・・・」「こんなことはあまりないケースかもしれませんが・・・」と前置きした上で、想定されるトラブルや対処方法について説明をしていただきました。
専門用語でなく、砕けた言葉で説明してくれましたので、集中力が切れず、最後までしっかり聞いていただけたと思います。

共同仲介=一緒にフォローする

時間短縮のために、売主さまは少し早めに来てくださり、事前に書類に署名・捺印をしてくれていました。また、買主さまにも同じ契約ファイルを用意してくれ、資料も順番に全てファイリングしてありました。なかなかここまでしてくれる方はいないので、とても感動しました。

そして何より嬉しいのは、「昭和45年〜現在にかけての地歴」を調べてくださっていたことです。お客様とのご縁も感動モノですが、このような同業者の方にお会いすることができて本当に心から嬉しく思います。
ただ、私の場合は、自分よがりの説明にならないように、マニアックにならないように、脱線せず「分かりやすく」を意識していきたいと思います。今日も非常に勉強になる1日でした。ありがとうございました。

この記事を書いた人

榎本佳納子

不動産にある「人生をより良くする力」を感じるのは、業務中だけではありません。

私自身の24回にわたる引越し経験から、人生の転機となるキッカケは、いつも不動産がもたらしてくれるのだと実感しています。

理想・将来・予算をお伺いして、お客さまへ新たな選択肢をご提案できることにワクワクしています。