インスペクションと防音専門業者に立ち会いました

完璧な家はない

本日はお客様のご依頼により、新宿区にある物件のインスペクションを行うことになりましたので、立ち会いに行ってきました。
新築物件では珍しく、一部屋を防音室にリノベーションされるので、そちらの業者さんとの立ち会いも一緒に。
火曜日に契約を予定しているので、報告書の作成の時間などを考慮すると本日インスペクションを実施しないと間に合わないスケジュール感でした。
すぐに対応してくださったインスペクターさんには感謝しかありません。

一通り、室内の隅々の箇所と点検口から見れる箇所、外周りを見ていただき、約3時間ほどかけてじっくりチェックしていただきました。
既に3回内見していますが、外壁のちょっとしたクラックや建具の歪みには全く気づきませんでした。
また、ベッドルームに設置されている警報機の1つが動いていなかったので、こちらも引き渡し前に気づいてよかったです。

防音室について知る

一度だけ防音室つきのご自宅の売却依頼を受けたことがありますが、防音室については詳しくなく、ご説明は売主さまにお任せしていた記憶があります。
今回はお部屋に防音効果を持たせたいということで、専門の業者さんに依頼して現地をチェックしていただくことに。
音にもいろんな高さ(Hz)があり、それぞれのヘルツ数での音の大きさを数値化したりするそうです。
特に指摘を受けたのが、入り口のドア、窓部分、24時間の吸気口、エアコンのダクト部分で、そこから音が漏れ出るようです。

防音は壁に触れないように重いもので部屋の中にもう一つ部屋を作るようなイメージのようですので、かなり手間もお金もかかる工事だということを再認識しました。
床や天井を壊さずにすると部屋がより狭くなり、閉塞感がでてしまうようです。
私自身も全く知らない分野でしたので、とても勉強になりました。

この記事を書いた人

榎本佳納子

不動産にある「人生をより良くする力」を感じるのは、業務中だけではありません。

私自身の24回にわたる引越し経験から、人生の転機となるキッカケは、いつも不動産がもたらしてくれるのだと実感しています。

理想・将来・予算をお伺いして、お客さまへ新たな選択肢をご提案できることにワクワクしています。